社内カメラってどうなの?防犯カメラとプライバシーの問題を解説

社内カメラってどうなの?防犯カメラとプライバシーの問題を解説

防犯カメラは犯罪の抑止力や証拠として効果があります。
内部不正の対策として会社内に防犯カメラを設置したりしている法人様も多くいらっしゃる
のではないのでしょうか。
しかし、最近の防犯カメラは撮影範囲も広く画質も良いため、使い方を誤ればプライバシー
を侵害する可能性もあります。
今回は、防犯カメラとプライバシーの問題について解説します。

□肖像権とは
プライバシーの権利の1つに肖像権があります。
肖像権とは、他人に写真や動画を撮られること、それらを無断で利用することに対して異議
を主張できる権利です。
それでは、防犯カメラはプライバシーの侵害に当たるのか解説します。

□お店の防犯カメラ

*利用目的が大事
防犯カメラによって不特定多数を撮影することは、原則として映像の利用目的を公開する
必要があります。
しかし、小売店における窃盗防止など、利用目的が明らかである場合は、その限りではあ
りません。

*トラブル
レンズが隣の家に向けられていた場合、隣人のプライバシー侵害になる可能性があります。
また、店内の映像がネット上に流出した場合も権利侵害になるため、防犯カメラとデータ
の管理には気をつけましょう。

□社内の防犯カメラ

*業務中
業務に関連する場所に設置している防犯カメラは、プライバシー侵害にはなりません。
なぜなら、就業中は私的な時間ではないからです。
防犯カメラは、従業員の就業状況を管理するための業務の効率化の手段として、一般に
認められています。
しかし、トイレや更衣室はプライベート空間であるため、このような場所に防犯カメラを
設置することは違法となります。
基本的に防犯カメラは従業員様の安心安全の為に活用される事をおすすめします。

□まとめ
今回は、防犯カメラとプライバシーの問題について解説しました。
防犯カメラは便利なツールですが、取扱いには注意が必要です。
よって、適正な使用方法を理解して使うことが重要です。
当社は関東地方において、多数の防犯カメラの設置実績があります。
少しでもご興味を持たれた方はぜひ、ご相談をお待ちしております。

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