大型ビルのエントランスホールやショッピングセンター、屋外広場、商店街等、広範囲を撮影する必要がある場合に効果のある防犯カメラがスピードドームカメラです。

スピードドームカメラの特徴は何と言ってもその撮影範囲の広さです。
カメラ基板を乗せた回転台が横方向（パン）、縦方向（チルト）に回転する構造になっており、コントロールキーボードを使って回転角度の調整や撮影画像のズーム調整を遠隔操作で行うことができます。このようにカメラ自体をハウジング（カメラ用ケース）内で回転させることで、一般の防犯カメラよりも遥かに広い範囲を撮影できるのです。このような縦・横の回転機能を持つカメラをパンチルトカメラと呼び、外観上ドーム型にしたものをスピードドームカメラと呼びます。PSDのスピードドームカメラでは横回転は360度、縦回転は９２度の動作が可能で、1つのキーボードで複数台のカメラを制御できます。

警備室でスピードドームカメラの映像を見て、不審人物がいた際にその人物を追跡して撮影したり、広範囲の撮影をするためにカメラの回転のパターンをあらかじめ設定しておき、1台のカメラで固定カメラ5～10台分もの撮影範囲を撮影したりすることができるので、費用対効果が高いです。

また、広場や商店街、街頭等の屋外スペースを設置場所とする場合はIP66準拠の防塵防水ハウジングに収められた屋外用スピードドームカメラをお勧めします。IP66準拠ですので、土砂降りの雨が降っても故障することはありません。

防犯カメラの設置にはその用途・目的・環境に合わせたカメラの選定が必要です。
PSDでは様々な種類のカメラから最適の防犯カメラシステムをご提案いたしますので、是非ご相談下さいませ。