屋外での防犯カメラ設置時における注意点
施設への出入口や建物の裏側、広場や商店街などの屋外に防犯カメラを設置する場合、気をつけなくてはならないのは「風雨の中でも正常に作動するスペックをカメラが保持しているか」という点です。言うまでもなく、防犯カメラは電気機器ですので、内部に浸水すれば壊れてしまいます。そこで、選定の基準となるのがIP規格です。
IP規格とは、IEC(国際電気標準会議)やJIS(日本工業規格)において、機器が異物の侵入に対しどれ程の耐性があるかを定めた基準です。
IP○×(○、×共に数字)と表記をし、○で人体及び固形物に対する保護等級、×で水の浸水に対する保護等級を示し、どちらも数値が大きいほど耐性が強い、つまり性能が高いということになります。
具体的に列挙してみますと、
防塵性能~どの程度の大きさの物から保護できるか
IP0×:無保護
IP1×:50.0mmの外形固形物まで
IP2×:12.5mmの外形固形物まで
IP3×:2.5mmの外形固形物まで
IP4×:1.0mmの外形固形物まで
IP5×:粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない
IP6×:粉塵が内部に侵入しない
防水性能~どの程度の防水を行えるか
IP○0:無保護
IP○1:垂直に滴下する水に対して保護されている
IP○2:15度以内で傾斜しても垂直に滴下する水に対して保護されている
IP○3:散水(60度以内の傾斜)に対しても保護されている
IP○4:水の飛沫に対して保護されている
IP○5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
IP○6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない
IP○7:水に沈めても影響がないように保護されている
IP○8:潜水状態での使用に対して保護されている
一般的な屋外用防犯カメラまたはカメラ用屋外ハウジングの性能としては、IP65かIP66で十分ということになります。但し、海岸に近い場所であれば潮風による塩害により機器が腐食する可能性もあり、別途、塩害対策も必要になってきます。
PSDでは設置環境に合わせ、最適なカメラを選定して防犯カメラシステムのご提案を致しております。システム導入をご検討の際は是非ご相談下さいませ。
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