工場や店舗の営業効率向上や、本来の防犯用としても活用できる防犯カメラですが、家庭用の物にも多くの活用方法があることをご存知でしょうか？

家庭用の防犯カメラは業務用とは異なり、家庭で活用できるように構成されています。特にカメラ単体ではなく、拡張性を利用してその他の周辺機器と組み合わせると、思った以上に役立つシステムが出来上がるのです。

カメラの機能性にも左右されますが、今回は家庭用防犯カメラの応用方法をお話して行きたいと思います。

介護にも役立つ防犯カメラ

防犯カメラを利用すれば、介護にも利用することができます。

例えば、マイクとスピーカーが内蔵されたものであれば、会話機能を利用して異常があった際や何か要求があるときに負荷をかけることなく意思疎通が可能です。

また会話だけに限らず、カメラで相手の様子を確認できるので、何か異常事態が起きているときもすぐに駆けつけることができます。

介護中の高齢者が複数人いる際など、病院のナースコールと同じシステムを構築できるのです。ただし、全ての防犯カメラに内蔵マイクやスピーカーが付いているわけではないので、導入する前によく確認するようにしましょう。

火災の察知や子供の確認用に

自宅にいくつかの部屋がある、あるいは自宅とは別に作業場や倉庫があるというときに防犯カメラは便利です。

防犯用ブザーや火災報知機などと接続すれば、自宅の近くにある作業場の様子や火災が起こっている場所の確認をいち早く察知することができます。

部屋数が多い、自宅と仕事場が一緒というケースではこれらの応用法が非常に有効です。

これ以外にも、子供に自室を与えた際に、ある程度の年齢まで子供部屋にカメラを設置しておくと管理が楽になります。

子供が一定年齢になると多感な時期になるので、そうなったときは外すなりすれば問題ありません。

子供部屋が二階で、リビングが一階などの環境であれば食事時や何か伝えることがある際に通話機能を導入すれば、わざわざ二階まで行く手間を省けます。

いかがだったでしょうか？

家庭用の防犯カメラも、使い方によっては業務用よりも応用の幅が広くなります。

状況に応じて必要な機能性が異なりますが、家の中の管理に悩みがあるなら、一度防犯カメラを活用できないか検討してみては？